市民討議会推進ネットワーク(CDPN)が運営に参画(準備会座長 小針事務局長)した「みんなで考えよう、新宿区のあした!」−新宿区自治基本条例のための区民討議会−が6月19日(土)、6月20日(日)の2日間、新宿区役所の議会会議場で実施されました。
1,500名の住民から無作為抽出して参加依頼を行った結果、156名(10.4%)という多くの応募をいただきました。そして抽選した60名に選定させていただきました。当日は両日とも57名の区民(住民)に参加いただきとても活発に議論いただきました。
事後アンケートでも非常に満足度が高く、意味のある反映を望む声が多く聞かれました。3週間で報告書をまとめ、区民、議会、区の三者で設置する連絡調整会議に提出します。今回は準備会の正式発足から2ヶ月という短時間での準備となりましたが、CDPNからは小針事務局長と吉田が準備会に、重南副部会長が事務局に入り準備を進めてきました。今後は素案が作成され懇談会やパブリックコメントを実施し、議会に上程されます。来年4月1日施行される見通しです。
10%を超える応募は日本で初めての事と思います。そして自治基本条例という地域行政の憲法を策定するプロセスでの本格導入も例が無く、実施主体に議会が正式に参画したのも初めての取り組みだと思います。今後が議会発議も可能性がでてきたように思います。事例としても大変貴重なものになりました。
今後の展開をご期待ください。

代表 吉田純夫